夏場は特に冷たい水が好きで、コップに氷をたくさん入れて手元に置きそれを飲みながら仕事をやっていることが多いです。
THERMOSとはフランス語で魔法瓶の意味で「テルモス」と発音します。
なので私は、このTHERMOSという会社はヨーロッパ資本の会社だと思ってました。
ホームページを見てみるとなるほど、1904年ドイツベルリンで興っているようでありました。しかし現在では100パーセント日本の企業になっております。それにしても機能最優先で出来ているヨーロッパデザインを醸し出しているように思われます。
蓋の部分には飲み口の構造を持ちそれを簡単に開閉できるメカニズムを持たせています。
本体はステンレス二重断熱構造で口が大きく、これは冷蔵庫で出来た氷が入れやすいことで、また本体を洗いやすいことでもあります。説明書にも書いてありましたが、本体の口より大きい氷を無理やり入れないこと。これによっておこる力に対して本体の口はゆがみやすいのではないかと思います。いったんゆがんでしまうと元に戻すのは不可能で、さらに悪いことに、これは水漏れの原因になってしまいます。
蓋を閉じるとパチンと音がしてストッパーが掛かる仕掛けになっています。さらには安全ストッパーがありカバンの中で不用意に押されても蓋が開かないようになっています。
蓋を開けるときは前面にあるストーっパーボタンを押すと蓋が自動的に開く仕掛けになっています。この開くときの動力は単なる輪ゴムです。このシンプルさは私がこの製品が気に入った大きなポイントです。
蓋を閉じる時は、飲み口の底にある2つの穴をゴムの出っ張りで押さえこんで液体の流出を止める仕掛けになっています。いままでペットボトルなど蓋をねじで締めこんで 液体を止めるメカニズムに慣れてしまっている私には少し不安がありました。しかし、今のところお湯を入れても氷水をいれても無造作にカバンに入れて横にして漏れるという困ったことはありませんでした。
また、穴が小さいことで中に入っている氷が口にめがけて突進してこない。ある程度小さくなった氷が飲むとき歯に激突することもありません。 私は別の製品でこれの経験がありますが、歯が損傷しないまでも気持ちのいいものではありません。
気になる、断熱能力。朝、氷と水を入れてほぼ仕事が終わるくらいまでは氷が残っています。熱い飲み物を入れてもぬるくはなりますが、ある程度の温度を保つことが出来ているのはうれしいことです。
重さとしては、この水筒全体で300グラム。ステンレス製で保温機能があるので当然なのですが、ハイキング、トレッキングなどでは少-し重いかもしれません。でも山奥にいるときに冷たい水はさすがにありがたいので、もっていくことが多いです。
親切なデザインコンセプトとして、蓋の部分については、消耗する部分が多いので、別売りで蓋全体、あるいは蓋に付属しているゴムの部分を別途購入することができます。これで本体さえ大切に使用すればずーっと機能を損なうことなく利用できることになります。
唯一気になったところは、のみ口のところの形状が、衛生陶器の流れていくところの構造を思い出してしまいます。なので、そこに口をつけることに何か妙な抵抗がありました。しかし、これは流体力学的な考察の上での形態なのでしょう。今では飲みやすさ(当然)があり慣れてしまいました。
私が持っているものはアイボリーのような白色とココア色のタイプのものですが、今では「ゴールド」「レッド」「ネイビー」「ダークブラウン」の4色になっておりました。明るいさわやかな色がなくなってしまったのはなぜでしょうか?この色シリーズではうちの奥さんは買いませんねぇ・・・・。
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