2012年8月3日金曜日

karrimor SF Delta 35 ・ カリマー SF デルタ 35

【イントロダクション】
私はもうかれこれ30年近くカリマーを愛用しております。
当時のカリマーのロゴは今の英国の国旗を思わせるものではなくて、ちょっとのどかなザックを背負った人のモチーフになっております。
これは現在でも立派に現役でありまして、お買い物用に使っております。
これ以外にも山歩き用のザック、妻のも含めると全部で5つ所有しております。
そんな、カリマーファンの私は、街使いで20リットル前後のカリマーを探していました。
 これは買うと、我が家で6つ目のカリマーになります。



【選択にあたって】
最近のカリマーの製品は山ガールの影響もあるのでしょうか、カラフルで軽い仕上げのものが多いようです。街使いの15リットルあたりの製品は小物を入れるための小さなポケットなどとても充実しておりまして、何度か手にとっては悩んでおりました。
これは私の好みなのですが、どうしても生地の薄さ、ジッパーの軽さが気になり買うのを控えておりました。その理由は、堅牢さが大好きな私として多少重くとも30年使えるザックを求めるがゆえであります。
そこで偶然見つけたのが karrimor SF Delta 35。
SFとはSupecial Forceのこと。ミリタリースペックの 多機能、高品質モデルだそうでして、市街地パトロール等に最適な小容量バックパックなのだそうです。

35リットルは平和ボケした私が都会で利用するには大きすぎるのかと思いきやそうでもなくて、買い物して、それから公園散歩・ピクニックしていきなり雨などなど私の生活行動に必要なグッズが滞り無く収納できるかなりの優れものです。

これを2012年6月に購入し、2ヶ月弱使用しています。
 
 【機能・特徴】
前面にはゴムコードがすでに貼ってあり、ここに衣類、雨具などをはさみ固定できる仕掛けになっています。CROCSのぞうりを収納するにはここが大変役に立ちました。










小さな収納があってここは垂直ジッパーで開閉されます。












よく見ていただくと分かりますが、メインジッパーとサブの小さなジッパーが本体上部にあります。
メインジッパーは本体に対してやや斜めに入っていて、かつ本体への切込みが結構深いのがわかります。
 サブのジッパーは本体と別の収納があるわけではなく、たぶん、水のチューブを取り出すところ、あるいは市街地パトロール用の無線のアンテナをだすところでは・・・?と思います。

サイドポケットはメッシュ仕様になっており、容量が大きく500のペットボトルが余裕で入ります。
また、このポケットの開口方向はザックを背負ったまま手を伸ばしてペットボトルの出し入れが楽になってます 。

 胸のところのベルト、ウエストのところのベルトがあります。
背もたれ部分は背に当たる部分が浮き出していて真ん中部分に出来た空間が背中の換気用風の通り道になります。
夏の時期、背もたれ部分は常に汗で湿っぽいのですがどういうわけか乾きが早いです。







 本体とショルダーベルトとの間を調整するところがあります。












メインのジッパーを開けたところ。
切込みが深いのでかさばるものを入れるときはかなり楽です。
手前に見えるのが唯一のチャックがついた小さな収納です。貴重品をここにいれるといいです。









小さい収納のジッパーを開けたところ。
奥に見えるのは多分水を入れるところかな?











 
サブの ジッパーを開けたところ。
ジッパーの開閉用のつまみは単なるコード。これは持ちやすい金物では音が出てしまうからこの仕様になっているのではないでしょうか。いわゆる市街地パトロール仕様というやつ・・・。












【素晴らしいところ】
ミリタリ仕様なのでやや重いかもしれませんが生地はとても丈夫でジッパーも防水仕様になっております。
いわゆる細かい物の収納は少ないですが、どこかにアタッチできる小物入れを探す楽しみが増えました。
店主いわく30年は持つかどうかわからないといっておりましたが、私は30年持つと思います。